薬剤師国家試験はいつから勉強すべき?
薬剤師国家試験の対策ですが、早く始めすぎても燃え尽きてしまうし、遅すぎると間に合わない。周りがいつから始めたらいいのか、不安になりますよね。
結論から言うと、現役合格を狙うなら「6年生の6月」からの本腰を入れたスタートで十分に間に合います。
なぜ4月ではなく「6月」なのか?そして、6月から始める場合の必勝スケジュールについて解説します。
- なぜ6月からなのか
- 既卒になると合格率は「半分」に下がる
なぜ6月からなのか
6月からが最適だと考える理由には、以下の3つがあります。
1. 就職活動に「内定」という区切りがつく
薬学生の春は多忙です。病院や薬局の見学、説明会、面接。5月末から6月にかけて内定(内々定)が出揃う時期です。進路が決まらない不安の中で青本を開いても、集中力は続きません。また、卒後の進路はこれからの人生においてとても重要な選択になりますので、国試対策同様に全力で取り組むべきです。就職活動が終わり、進路が決定すれば「あとは受かるだけ」という無敵のメンタルを手に入れられます。それがこの6月なのです。
2. バーンアウト(燃え尽き)を回避できる
2月末の試験まで、4月から全力疾走を続けるのは至難の業です。早すぎるスタートは、秋の卒試ラッシュを前に息切れを起こすリスクがあります。6月から試験本番までの約8ヶ月間は、「集中力を維持しつつ、全範囲を3周する」のに最も効率的な期間です。
3. 実習・研究とのバランスが取れる時期
5年生からの実習や卒業研究が一段落、あるいはペースが掴めてくるのがこの時期。生活リズムが安定するため、学習習慣を固定しやすくなります。
【警告】既卒になると合格率は「半分に下がる」
ここで、皆さんに直視してほしい厳しい現実があります。「もし落ちても、浪人して1年勉強すれば受かるだろう」という考えは、非常に危険です。
| 受験区分 | 合格率の目安 |
| 新卒(現役生) | 80% 〜 90% |
| 既卒(浪人生) | 40% 〜 50% |
(出典:厚生労働省「薬剤師国家試験の合格発表について」)
データが示す通り、既卒生の合格率は現役生の約半分にまで落ち込みます。2人に1人も受からない計算です。なぜ、時間はたっぷりあるはずの浪人生がこれほど苦戦するのでしょうか?
孤独とプレッシャー
大学という「強制的に勉強する環境」と「切磋琢磨する仲間」を失うダメージは甚大です。
更新される情報
国試は最新の法改正やガイドラインを反映します。現役生が講義で自然と得る情報を、既卒生は自力で取りに行かなければなりません。
メンタルの崩壊
「後がない」という恐怖と、社会人になった同級生への焦りが、試験本番でのケアレスミスを誘発します。
「一度レールを外れると、戻るのは2倍難しい」。だからこそ、現役である「今」この瞬間にすべてを懸ける必要があるのです。
まとめ
薬剤師国家試験は、正しい戦略と「現役で受かる」という強い意志があれば、6月からのスタートで十分に攻略可能です。
就活を終えた6月、あなたは人生で最も高い集中力を発揮できる状態にあります。浪人して合格率を半分に下げるリスクを冒す必要はありません。
「チャンスは一度きり。その一度で決める。」
内定通知を手にしたら、その足で青本の1ページ目を開いてください。その一歩が、あなたを薬剤師へと導く確かな道となります。
以上、「薬剤師国家試験はいつから勉強すべき?」でした!
薬剤師国家試験も大事ですが、進路決定も同じくらい大事です。
どちらも全力で取り組めるように、しっかりとスケジュールを組みましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


