英語資格徹底解説(TOEIC,TOEFL,IELTS)
こんにちは!薬剤師医大生のハスツー山瀬です!
就職活動や大学院進学等、昨今において最も必要で求められる能力とも言える英語力ですが、その資格の中でよく見かけるのがTOEIC、TOEFL、IELTSです。
この記事では、学生の皆さんが自身の目標に合った資格を選択することの助けとなるよう、これら3つの主要な英語試験の違いについて詳しく解説します。
- 各試験の主な違い
- 医学生の選択肢
- 試験内容について
1.各試験の主な違い
| 特徴 | TOEIC | TOEFL | IELTS |
| 主な目的 | ビジネス・日常生活におけるコミュニケーション能力の測定 | アカデミックな場面での英語運用能力の測定 (主に北米) | アカデミックな場面での英語運用能力の測定 (主に英国・オセアニア) |
| 評価スキル | リスニング、リーディング (L&R) | リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング | リスニング、リーディング、スピーキング、ライティング |
| 主な受験層 | 企業での昇進・採用、大学院進学 | 大学院進学、留学 | 大学院進学、留学 |
| テスト形式 | 筆記/マークシート (L&R) | コンピューターベース | ペーパーまたはコンピューターベース |
| スコア形式 | スコア (10~990点) | スコア (0~120点) | バンドスコア (0~9.0) |
| アクセント | 北米、英国、オーストラリアなど多種 | 主に北米英語 | 北米、英国、オーストラリアなど多種 |
2.医学生の選択肢
医学生や若手医師にとって、これらの試験は主に以下の2つの目的に関わってきます。
1. 留学・研究活動を目指す場合:TOEFL または IELTS
海外の大学院への進学、臨床留学、または研究留学を目指す場合、ほとんどの機関がTOEFL iBTまたはIELTS Academic Moduleのスコア提出を求めます。これらの試験は、アカデミックな環境で成功するために必要な、高度な英語能力を評価するからです。最近では、どちらの試験も受け入れる大学・大学院が増加してきています。
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TOEFL iBT: 特にアメリカの大学や医療プログラムに強いです。
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IELTS Academic: イギリス、オーストラリア、カナダなどの国や、アメリカ以外の多くの国で広く受け入れられています。
2. 国内でのキャリア:TOEIC
TOEIC L&Rは、医学論文の読解や国際学会での発表といったアカデミックなタスクに特化してはいません。しかし、日常的なビジネス・コミュニケーション能力を測るため、国内の病院や企業(製薬会社など)での採用・昇進の基準として利用されることがあります。
また、TOEFLやIELTSと比較して、試験が簡単で受験料が安い(約8000円)ため、留学等を考えていない方はこちらの受験をお勧めします!
3.試験内容について
1. 評価される英語スキル
| 試験 | L/R/S/W | 評価の焦点 |
| TOEIC L&R | L (リスニング) & R (リーディング) | 英語のインプット能力。日常会話やビジネス文書の理解。 |
| TOEFL | L, R, S, W | 英語のコミュニケーション能力。複数のスキルを同時に使って課題を達成する力。例: 講義を聞いてから、その内容について意見をライティングする。 |
| IELTS | L, R, S, W | 英語のコミュニケーション能力。特にスピーキングは対面での面接官との会話形式で行われる(TOEFLはコンピューターに向かって録音)。 |
2. スピーキングテストの違い
| 試験 | スピーキング形式 | 特徴 |
| TOEFL iBT | コンピューター録音 | マイクに向かって話す形式で、より客観的な評価。統合型の問題が多い。 |
| IELTS | 対面インタビュー | 訓練を受けた面接官と1対1で会話。より自然な会話、発音、流暢さが評価されやすい。 |
3. リーディングセクションの違い
TOEIC
Eメールや広告など、実用的な文書が多い。
TOEFL / IELTS (Academic)
学術論文や教科書からの抜粋など、高度なアカデミックな文章が主体。医学生は日頃から専門的な英文を読む機会が多いので、これらは比較的馴染みやすいかもしれません。
4.費用(2025年12月現在)
以下の表が受験料のまとめです。料金はあくまで目安であり、為替レート等によって変動する可能性があります。
| 試験名 | 受験料の目安 (税込) |
| TOEIC L&R | 約 7,810円 |
| TOEFL iBT | 約 $245 (約 37,000円~40,000円) |
| IELTS | 約 27,500円 |
まとめ
1.海外の臨床/研究留学、大学院進学
TOEFL iBTまたはIELTS Academicを目標とする。
2.国内キャリアアップ、医学英語の基礎固め
まずはTOEIC L&Rで高得点を目指し、英語学習の習慣をつける。
3.基礎英語力向上後
TOEICでリスニングとリーディングの基盤ができたら、スピーキングとライティングも評価されるTOEFLやIELTSへと移行するのが効率的です。
以上、「英語資格徹底解説(TOEIC,TOEFL,IELTS)」でした!
いかがだったでしょうか? 英語資格は進路と目標とする国や機関の要件を確認し、最適な試験を選択することが重要です!
皆様の英語学習に役立つ情報があれば嬉しく思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!


